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  電脳屋台村



2004年11月23日のオススメ

 原田芳雄の存在感に負けなかった肘井美佳

11月13日から東京・渋谷のイメージ・フォーラムで公開されている、今年77歳の森崎東監督が5年ぶりぐらいに撮った映画「ニワトリはハダシだ」。

これに、養護学校の先生役として準主役で出演しているのが、肘井美佳。2000年の「ホットドッグプレス・ドリームガールズ」でグランプリに輝き、CM出演などを経て、今回が映画初デビュー。

この映画、扱っている素材が知的障害者、在日朝鮮人、検察の汚職と重く、普通なら単なる社会派ドラマになってしまうところなんだけど、
森崎東が職人芸でキッチリ、涙あり、笑いありの痛快なエンターテイメントに仕上げている。

そして、森崎の意図を成功させたのは、それぞれに個性派の役者たちの存在感だ。まず何よりも、知的障害を持つ主役の少年サムを見事に演じきった浜上竜也、素晴らしいというほかない。

そして、サムのチチである原田芳雄。1970年に、あの澤田幸弘監督の第二作「反逆のメロディー」でキラキラするアウトローを演じていた原田芳雄も64歳。でも、60代なんて、絶対に思えない。確かに年はとっているんだけど、そのステージごとの輝きを持っているよね。で、この映画でも、しぶーい存在感を発揮しています。
そして、倍賞美津子、石橋蓮司、李麗仙などなど。

その個性派俳優たちに決して負けていなかったのが肘井美佳。
サムの養護学校での先生であり、汚職側の警察幹部の娘という役を、新鮮な存在感でキラキラ、キラリと演じていました。
ほれやすいボクは、もう、すっかり肘井美佳ファンになってしまったのです。
肘井美佳さま、命!

映画「ニワトリはハダシだ」公式サイト
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